世界のいろいろなスポーツを地理的な視点から考察。

サッカーに飽きた筆者が世界と日本のいろいろなスポーツについて考えます。あとほかに趣味のこととか。

ラグビーにおける外国人

ラグビーの日本代表に外国人がいることについて議論されたり話題になっていますが、僕もちょっと考えるところがあります。

まあ日本代表には日本人以上に日本的な心を持って、日本のために戦ってくれる外国出身選手がいて、ほんと感謝しているし尊敬してます。ただ、日本代表に外国人がふさわしいかという個別のナショナリズム的な論点はいったん置いといて、ラグビーの世界において外国籍の選手がその国の代表になってよいか、ラグビーが真にグローバルスポーツになるためにプラスかという点から考えるとちょっと考えてしまうところです。

まずこの点で割を食うのは選手を輸出する方の国です。サモアとかフィジーとかトンガあたりの。この前の日本対サモア戦なんか途中からサモアを応援しちゃいました。点差がついたっていうのもありますがかわいそうじゃないですか。選手は外国のリーグでプレーしてて代表も国に戻ってこない。そういう貧しい国(失礼)は搾取されるばかりで前のエントリーで書いたラグビー界の不公平さがこういう所でも見受けられます。

ラグビーでその国の代表になるには、一番簡単な場合、3年以上居住すればよいというルールがあります。せめてWBCみたいにルーツがその国にあるとか、または居住の条件も最低10年くらいに伸ばすべきじゃないのかなあと思います。そうすれば高校生から日本に留学している選手が25くらいでは代表になれます。

今後このルールを悪用する国があるかどうかわかりませんが、たとえば将来中東のカタールだとか中国あたりが資金力豊富な自国リーグを作って世界の一流選手をバンバン集めてそれで代表を作るっていうのが可能なわけです。選手全員外国人でオールブラックスを倒しちゃうみたいな。

一方でプラスの点としてはW杯に出場できない弱小国の生まれでも他国で代表になれることですかね。今のところラグビーの世界でウエールズのギッグスみたいな人は聞きませんけど。あと強豪国で代表に選出されなかった選手が他国の代表になれるとか。

まあ日本あたりがこのまま強くなっていくとどこかで見直しが入るでしょうけど。